東京都の上野動物園で3年前、パンダのシャンシャンが生まれました。お父さんのリーリーとお母さんのシンシンは、東京都が中国から借りています。
シャンシャンは雌で、2歳になった去年6月に中国に返す約束でした。しかし、もっと長く日本にいてほしいという意見が多かったので、今年の12月まで日本にいることになりました。
パンダを中国に運ぶときは、世話をする専門の人が一緒に行く必要があります。しかし、新しいコロナウイルスの問題があるため、世話をする人が日本から中国に行くことが難しくなっています。このため、東京都と中国が話し合って、中国に返す日を遅くして来年の5月にすると決めました。
リーリーとシンシンも来年の2月に中国に返す予定でしたが、あと5年長くいることになりました。