日本の将棋のプロには、「棋聖」など8つの大きなタイトルがあります。
16日大阪で、藤井聡太さんと渡辺明さんが「棋聖」を決める試合をしました。「棋聖」になるには5回の試合のうち3回勝たなければなりません。2人は3回試合をして、藤井さんは2回勝って1回負けていました。
試合は午前9時から始まって、午後7時11分に藤井さんが勝って「棋聖」になりました。藤井さんがタイトルを取ったのは初めてです。
藤井さんは17歳11か月です。30年前に屋敷伸之さんがタイトルを取ったときの18歳6か月より若くて、今まででいちばん若い年齢です。藤井さんは「これからも努力を続けて、もっといい将棋ができるように頑張ります」と話しました。