心理学の専門家は「新しいコロナウイルスが広がるのを止めるために東京に緊急事態宣言が出ています。それなのにオリンピックがあって、ウイルスは大きな問題ではないと考えてしまう気持ちが広がっています」と話しています。
人の気持ちについては「つらいことより楽しいことを考えるのは、とても普通のことです。オリンピックで世界中から人が来ているし、楽しい気分になることができるので、ウイルスについてあまり心配しなくなっています」と話しています。
そして「このようなとき、緊急事態宣言は意味がなくなってしまいます。人の気持ちを変えて、ウイルスがうつらない行動をしてもらう方法を考えることが大切です」と話しています。