「あたたかい」と書くとき、「温かい」と「暖かい」の二通りがあります。
「温」の字は、直接さわってあたたかいと感じるときにつかいます。
温かいご飯がおいしすぎる。(ご飯をさわったら温かい)
温かいお風呂であったまる。(水に入ったら温かい)
温かいもてなしを受けた。(心も体の一部と考えて、心が触れて、温かい)
温かい気持ちになる。(うれしくなって、心が温かくなる)
「温」の字には、左側に水を表すサンズイが入っています。
これで、水は温かい、と覚えましょう。
「暖」の字を使うときは、さわれないけど、あたたかいと感じるときにつかいます。
今日はとても暖かい日だ。(気温があたたかい)
暖かい服を着てきた。(服を着て体が暖まる)
今日は懐が暖かい。(お金がじゅうぶんにあるという意味)
「暖」の字左側に太陽を表す日という字が入っています。
これで、太陽が暖かい、と覚えましょう。