厚生労働省は専門家の会議で、2つの新しいコロナウイルスのワクチンを認めるかどうか話しました。アメリカのモデルナのワクチンと、イギリスのアストラゼネカとオックスフォード大学のワクチンです。
会議では日本で行ったワクチンの試験の報告があって、どちらのワクチンもウイルスから体を守る抗体が増えたことがわかりました。ワクチンを受けたあとに、具合がとても悪くなった人もいませんでした。
厚生労働省は21日、2つのワクチンを日本で使うことを認めました。
モデルナのワクチンは、政府が24日から、東京と大阪の大きな会場で使う予定です。アストラゼネカのワクチンは、EUによると注射を受けたあとに血の固まりができることがたまにあります。厚生労働省は、このワクチンを使う人の年齢など使い方をこれから決めます。