政府は、アメリカの薬の会社のファイザーと、新しいコロナウイルスのワクチンを買う約束をしています。今年の6月までに6000万人に使うことができるワクチンを買います。政府は今、ワクチンの安全などについて調べています。
ワクチンを使う年齢について、政府はしばらくの間、16歳以上にすることを考えていることがわかりました。日本では、ワクチンや薬などの試験を20歳以上の人にしているので、子どもに安全かどうかわかるデータがないためです。外国の試験でも、15歳以下のデータは十分にありません。ウイルスが子どもにうつっても、病気がひどくなりにくいことも理由のようです。
このワクチンの注射を始めているアメリカやイギリスでも、16歳以上の人にしています。
政府は2月の終わりまでに、病院で働く人からワクチンの注射を始めるように準備しています。