26日、太陽と地球と月がまっすぐに並んで、地球の影で月が見えなくなる皆既月食がありました。
この日は、月と地球がいちばん近い日でした。いちばん遠い日と比べると、月が14%大きく見えて、「スーパームーン」と呼ばれています。午後6時44分、皆既月食が始まりました。午後8時9分から午後8時28分までの19分は、月が全部見えなくなりました。
皆既月食は、空に雲がなかった東北地方や北海道、小笠原諸島などで見ることができました。仙台市で見た小学校6年生の男の子は「去年から楽しみにしていました。初めて見ましたが、きれいでした」と話していました。
国立天文台によると、次に日本で皆既月食が見えるのは来年の11月8日です。スーパームーンの皆既月食が日本で見えるのは、2033年10月ごろです。