戦争などの問題で外国に逃げて生活している人を難民と言います。2016年、難民の選手たちが1つのチームになって、初めてオリンピックに出ました。IOCは難民の選手の練習や生活を応援しています。
IOCは8日、東京オリンピックに出る難民のチームの選手を発表しました。男性が19人、女性が10人で、全部で29人です。前のオリンピックより19人増えました。陸上競技や柔道などの選手がいて、2回続けてオリンピックに出る選手も6人います。
選手たちは全部で11の国の出身です。シリアがいちばん多くて9人、ほかにはイランや南スーダンなどです。
選手たちは7月12日にカタールで初めて集まって、14日に日本へ出発する予定です。