中国の新疆ウイグル自治区では、ウイグル族の人たちを無理に働かせて綿を生産している疑いがあると言われています。
このため、日本の服の会社「ワールド」は、ウイグルの綿を使った服などを売るのを中止することを考えています。会社は「どこで作った物か全部調べるのは難しいですが、人権の問題は大切です」と言っています。
「ミズノ」は、スポーツ用の服などにウイグルの綿を使わないようにするために、どこで作った物か調べています。
しかし無印良品の会社は、最近行った調査でも、無理に人を働かせるなど大きな違反がなかったので、これからも使うと言っています。
中国では、ウイグルの綿を使うことをやめると言った会社の物は買わないと言う人がいます。日本の会社が、人権の問題についてどうするか決めることが難しくなっています。