新しいコロナウイルスは唾でうつるため、神戸市にある理化学研究所の研究チームは、話しているときの唾の広がり方を調べました。
スーパーコンピューター「富岳」を使って、外で2人がマスクをしないで、歩かないで止まって会話をしたときと、歩きながら会話をしたときについて調べました。
止まっているときは、顔の前のほうに1.5m唾が飛びます。歩いているときは、後ろに2mから3m唾が飛びます。そして、とても小さな粒になって広がります。
研究チームは、ウイルスがうつらないようにするために、マスクをしないで歩きながら会話をしている人の後ろでは、間が3mぐらい必要だと話しています。