宮城県にある東北電力の女川原子力発電所(女川原発)は、2011年の東日本大震災のときに止まりました。
東北電力は、女川原発の2号機の運転をまた始める準備を進めています。
宮城県の村井知事は、宮城県の全部の市長と町長と村長を集めて意見を聞きました。そして、11日、村井知事と、原発がある女川町の町長と石巻市の市長が会って、運転をまた始めてもいいと言うことを決めました。
村井知事は「意見を1つにすることは本当に難しかったが、東北電力や国に安全に十分気をつけてほしいと強くお願いすることにして決めた」と言いました。
東日本大震災で被害があった所の原発について、原発がある県や町などが、運転をまた始めてもいいと言ったのは初めてです。