国連のWMOは、地球の気温を上げるガスの濃度が、去年世界でどのくらいだったか調べました。
二酸化炭素の濃度は410.5ppmでした。メタンは1877ppb、一酸化二窒素は332ppbでした。3つのガスの濃度は、調べ始めてから最も高くなりました。1年で濃度がどのくらい増えたか調べると、二酸化炭素とメタンの増え方は、最近10年の平均の増え方より大きくなっていました。WMOは、地球の気温が上がるスピードが速くなっていると言っています。
気象庁は「地球の気温が上がって、ひどい雨などで災害が増えています。地球の気温が上がることを止める努力を続けなければなりません」と言っています。