東京の武蔵野市の松下玲子市長は、外国人が住民投票に参加できるようにする条例をつくりたいと考えました。住民投票は、市の大事な問題について住んでいる人が決めるときに行います。
市長は「市に住んでいるいろいろな人の力を合わせたい」と言っていました。そして、日本人と同じように、市に3か月以上住所がある18歳以上の外国人が住民投票に参加できる案を議会に出しました。
この案については、市に住む人だけではなくて、国会議員などいろいろな人が意見を言って、多くの人が注目していました。
武蔵野市の議会で21日、この案について話し合いました。投票の結果、反対が多くなって、条例をつくることはできなくなりました。