新しいコロナウイルスは、治ることがはっきりわかっている薬がまだ見つかっていません。病気にならないようにするワクチンもないため、世界の研究所や会社が、薬やワクチンを作ろうとしています。
アメリカの薬の会社のジョンソン・エンド・ジョンソンは3月30日、来年の早い頃にワクチンができると発表しました。
発表によると、ワクチンになりそうな物質をもう見つけていて、今年9月までに人に使う試験を始めます。会社は、来年の早い頃には、アメリカの政府からワクチンの許可をもらうことができそうだと言っています。そして、10億回ぐらい使う量のワクチンを作ることができると言っています。
新しいコロナウイルスのワクチンは、アメリカの国立衛生研究所が別の会社と一緒に3月から試験を始めています。ウイルスが広がるのを止めるために、ワクチンが早くできることを世界の人が期待しています。