第2次世界大戦で,ドイツのナチスはユダヤ人をたくさん捕まえて収容所に連れて行きました。「アンネの日記」は、ユダヤ人の女の子のアンネ・フランクがオランダでナチスから隠れて生活しながら書いた日記です。
日記が本になってから今年で75年です。イスラエルのアリ・フォルマン監督は「アンネ・フランクと旅する日記」というアニメーション映画を作りました。
映画は、アンネが日記の中で作った友達の「キティー」を主人公にして、戦争の悲しさや難民への差別などを伝えています。フォルマン監督は「戦争で苦しむのは自分たちだということを、子どもにもわかりやすい映画にしたいと思いました。家族で見て一緒に話し合ってほしいです」と話しました。
映画は、3月11日から日本の映画館でも見ることができます。