ヨーロッパでは、新しいコロナウイルスが広がる前、マスクをする習慣がありませんでした。このため、マスクをしなければならないと決まっていない国や地域では、マスクをしない人がたくさんいます。WHOのクルーゲ事務局長によると、ヨーロッパでマスクをしている人は60%以下です。
ヨーロッパでは、ウイルスがうつる人を増やさないために、自由に出かけられないようにしている国があります。クルーゲ事務局長は「マスクだけでは十分ではありませんが、95%の人がマスクをしたら、自由に出かけるのを止める必要はありません」と話しました。
そして、窓やドアを開けて外の空気を入れて、人の近くにいるときはマスクをするように言っています。