文部科学省によると、今年の4月から8月までの間に大学や短期大学、高等専門学校をやめた学生としばらく休むことにした学生は、6万2770人でした。
このうち新型コロナウイルスの問題でやめた学生が701人、休むことにした学生が4418人で、全部で5119人いました。これは去年の同じときより2057人多くて、1.6倍以上に増えました。
ほとんどの大学などが、お金がなくて困っている学生のために、授業料を払うのが遅れてもいいようにしていました。
専門家は「政府はお金がなくて困っている学生にお金を出すことを決めました。勉強を続けるためにいろいろなお金がかかります。学生がどんなことで困っているのか、よく調べて助けていくことが大切です」と話しています。