新しいコロナウイルスの緊急事態宣言が20日まで10の都道府県に出ています。政府は17日、この宣言について専門家に意見を聞く会議を開きました。
政府は会議で、9つの都道府県では宣言を20日にやめると言いました。そして、この中の岡山県と広島県以外の7つの都道府県では、7月11日まで「まん延防止等重点措置」を行う案を出しました。北海道、東京都、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県です。専門家はこの案を認めました。重点措置に変わっても、食事をしたり酒を飲んだりする店に午後8時までに店を閉めるように言います。お酒は、午後7時まで出すことができます。
沖縄県は、病院に入院している人がまだ多いため、7月11日まで宣言を続けます。
田村厚生労働大臣は「東京ではウイルスがうつったことがわかった人が16日、前の週と比べて増えました。とても心配です」と話しました。