今年3月、タイで開かれた国際的なミス・コンテストに、大学生のハン・レイさんがミャンマーの代表で出ました。そして、ミャンマーでは軍のクーデターに反対してデモをする市民が、銃で撃たれて亡くなっていることについて、泣きながらスピーチをしました。
ハン・レイさんは今月21日、タイでNHKのインタビューに答えました。そして、「軍に捕まっている友達もいます。市民は命が危険になっても、デモを続けています」と話しました。ミャンマーでは、800人以上の市民が撃たれて亡くなっています。
ハン・レイさんは「ミャンマーに残っている希望は、軍に反対する議員たちがつくった政府だけです」と言って、日本など世界の国に助けてほしいと言いました。そして、「ミャンマーがまた民主的になるまで、軍への反対を続けたいです」と話しました。