インド洋にあるモーリシャスの沖で7月の下旬に、日本の商船三井という会社が出している船が、岩にぶつかって動くことができなくなりました。そのあと、約1000tの油が海に流れました。
自然を大切にする活動をしている団体によると、油が原因でいろいろな魚やカニが死んでいます。植物や鳥や虫などにも問題が出る心配があって、団体は「自然が前のように戻るためには何十年も長い時間がかかりそうです」と心配しています。
商船三井は「8月15日、船が2つに割れたことがわかりました。流れた1000tの油のうち、片づけることができたのは半分ぐらいです。モーリシャスと日本と協力して、早く問題がなくなるようにします」と言いました。