JR東日本は1日から、新幹線の車両の中で仕事をしやすくする「新幹線オフィス」という実験を、東北新幹線で始めました。
実験では、新幹線の自分の席で電話をかけたり、パソコンとインターネットを使って会議をしたりすることができます。特別なスピーカーから音を出して、話が周りの人に聞こえないようにします。
トンネルを通るときでもインターネットができるように、Wi-Fiのルーターを無料で借りることができます。ほかの新幹線と同じ料金で乗ることができます。
乗った人は「これからは新幹線の中でも気持ちよく仕事ができそうです」と話していました。JR東日本では、新しいコロナウイルスのため、去年12月に新幹線に乗った人が前の年の40%ぐらいになりました。
JR東日本の人は「これから会社の外で仕事をすることが増えるので、このような新幹線を使いたい人も多くなると思います」と話しています。