2002年10月15日、北朝鮮に拉致された5人が日本に帰ってきました。この中の1人の蓮池薫さんは、1978年に北朝鮮に連れて行かれて、24年の間、日本に帰ることができませんでした。
蓮池さんは「多くの親が、拉致された子どもと会うことができないまま亡くなってしまいました。今も生きているのは、有本恵子さんの父親と横田めぐみさんの母親だけです。2人が娘さんと会うことができるようにすることが大事です」と話しました。
そして、「親が生きているうちに拉致された人を戻さないと、北朝鮮がしてほしいことを日本はすることができないと、政府は北朝鮮にもっと伝える必要があります」と話しました。