台湾でデジタルの仕事をする閣僚のオードリー・タンさんが21日、日本の中学生や高校生たちにオンラインで授業をしました。1000人ぐらいの生徒がスマートフォンでタンさんの話を聞きました。
タンさんは、新しいコロナウイルスが広がってマスクが足りなくなったとき、マスクを売っている店をインターネットですぐに見つけることができるシステムを作りました。このシステムは世界で有名です。
タンさんは生徒たちに「社会でデジタル技術を使うときにいちばん大切なことは、使う人の意見を聞いて便利にすることです。皆さんもインターネットなどで自分の意見を言いましょう」と話しました。そして「皆さんは世界を変えることができます。皆さんがアイデアを誰かに伝えたら、それがたくさんの人に広がって新しい世界を作ります」と言いました。