総務省によると、働きたいのに1年以上仕事が見つからない人は、今年7月から9月の間の平均で1か月に66万人いました。去年の同じときより18万人増えました。
総務省は「国は、新型コロナウイルスの問題で仕事をやめなければならない人が大きく増えないように、会社などにお金を出して助けています。しかし、働く人を探している会社が少ないため、仕事がなかなか見つからない人が増えています」と話しています。
専門家は「7月から9月のデータでは、特に40歳から59歳で仕事がなかなか見つからない人が多くなっています。長く働いた会社をやめたあと、同じぐらいの給料で、自分の経験や技術が役に立つ仕事を見つけることは難しいと思います。国などがもっと助ける必要があります」と言っています。