8月15日、太平洋戦争が終わってから76年になりました。東京の日本武道館では、この戦争で亡くなった約310万人のために祈る式がありました。
新しいコロナウイルスが広がっているため、出席した人は185人で、今まででいちばん少なくなりました。出席した人の70%ぐらいは70歳以上で、お年寄りが増えています。
天皇陛下が「もう戦争がないように心から願います。今はコロナウイルスが広がって、とても大変なときです。みんなで一緒にこの問題がなくなるようにして、幸せと平和を大切にしていってほしいと思います」と話しました。
この戦争で曽祖父が亡くなった17歳の高校生は「これからもっと戦争を知らない人が増えていくと思います。戦争について、伝えていきたいです」と話しました。