10月は、乳がんを早く見つけることが大切だと伝える「ピンクリボン月間」です。
医者の片岡明美さんは「胸にかたいところがあると思っているのに、新型コロナウイルスを心配して病院に行くのが遅くなって、がんが悪くなってしまった人が最近増えています」と話しています。
日本対がん協会によると、去年、乳がんの検査をした人は、おととしより30%少なくなりました。今年は多くの人がコロナウイルスのワクチンを受けたため、去年より増えています。しかし、コロナウイルスが広がる前と同じぐらいには戻っていません。
乳がんの検査の大切さを伝えているNPOは、レモンを使って乳がんについて知ることができる写真を紹介しています。
片岡さんは、胸がおかしいと思ったら、できるだけ早く病院に行ってほしいと言っています。