厚生労働省が調べると、日本の会社などで働く外国人は去年10月の終わりに172万7221人いて、今まででいちばん多くなりました。新型コロナウイルスの問題で、前の年より増えたのは2893人でした。
ベトナムの人がいちばん多くて約45万人、次は中国で約39万人でした。日本に住む資格では「日系人や日本人と結婚した人など」がいちばん多くて約58万人でした。次は「研究者など専門の知識や技術を持った人」で約39万人でした。どちらも前の年より増えました。
働きながら技術を習う「技能実習生」は約35万人で、前の年より約12%、約5万人少なくなりました。少なくなったのは初めてです。
厚生労働省は「技能実習生が少なくなって、物を作る会社などで問題が出るかもしれません」と話しています。