日本の神社に行くと、入り口に鳥居があります。
そこには「しめ縄」という、縄が付けられています。
稲や麻などで太い縄を作り、それをねじって飾ります。
しめ縄は、神の領域と現世を分ける「結界」として、不純なものが入るのを防ぐという意味があります。
しめ縄の始まりは、日本の神話の一つ、「アマテラス」の物語に出てきます。
昔、洞窟の中にアマテラスがこもったとき、他の神々(かみがみ)がアマテラスを外に連れ出しました。
その時、また岩の中にまた戻らないように、しめ縄を岩に飾ったと言われています。
このエピソードから、しめ縄は「神様のテリトリーを守る印」として使用されるようになりました。