千葉県市原市にある動物園「市原ぞうの国」で14日、6頭の象の具合が悪くなりました。6頭はごはんを食べることも水を飲むこともできなくなって、便も出なくなりました。おなかも痛そうでした。
動物園は薬などで治療をしました。しかし、16日に30歳の「プーリー」と35歳の「ミニスター」が死にました。2頭は雌で、人だったら35歳から40歳ぐらいです。プーリーは19年前にインドから、ミニスターは34年前にタイから来ました。
死んだ原因はまだわかりません。動物園の人は「一度にこんなにたくさんの象の具合が悪くなったことはありません。とても悲しいです。原因を調べて、ほかの4頭は元気にしたいです」と話しました。