旅行などに行くとき、新型コロナウイルスのワクチンを注射したことを証明する書類が必要になることがあります。
証明する書類は2つあります。1つは、接種券にシールなどを貼った「接種済証」です。もう1つは、接種券を持たないで会社などで注射した場合にもらう「接種記録書」です。
役所には、「書類をなくした」とか、「両方の書類がほしい」などの相談がたくさんきています。
NHKが調べると、東京都にある19の区役所では、約1万6000人にもう一度書類を出していました。
品川区の職員は「今は3回目の注射の準備もしています。これ以上相談が増えたら、準備が遅れてしまうかもしれません」と話していました。