二酸化炭素などのガスは、地球の気温を上げる原因になります。国や船で荷物などを運ぶ会社は、船の燃料を重油にしないで、世界の海で船が出す二酸化炭素などを2050年までにゼロにしようと考えています。
日本郵船は、船やエンジンの会社などと一緒に、アンモニアを燃料にした船をつくることにしました。アンモニアは燃やしても二酸化炭素が出ません。植物などからつくるバイオ燃料と一緒に燃やして、気温を上げるガスを出さないようにします。
日本郵船などは2026年ごろこの船を使い始めたいと考えています。アンモニアを船で運びながら、燃料にも使うことができるようにします。国もこの計画を応援するために、84億円まで出します。