古賀稔彦さんは中学生のころから柔道が強くて有名でした。古賀さんは1990年に全日本選手権に出て、2番になりました。全日本選手権は、体の大きな選手も小さな選手も一緒に試合をします。古賀さんは体があまり大きくありませんが、自分より大きな選手に勝ち続けて、決勝戦まで進みました。
オリンピックには3回出ました。1992年のバルセロナオリンピックのときは、左のひざに大きなけがをしていましたが、金メダルを取りました。
古賀さんは2000年に選手をやめてから、日本代表のコーチをしたり、子どもたちに柔道を教えたりしていました。古賀さんは、去年がんの手術を受けましたが、24日に53歳で亡くなりました。