政府は会社に、来年の春に卒業する大学生などの就職の面接を6月1日から始めるように言っていました。しかし、そのとおりにしなくても罰がないため、会社はもっと前から面接を始めています。
就職のための情報を出している会社が学生1273人について調べました。5月1日には半分以上の58％の学生が、面接のあと会社から内定が出て、働く約束をしていました。
新しいコロナウイルスの問題がなかった2年前の5月1日は51％でした。会社が学生に内定を出すのが今までより早くなっています。
内定が出た学生の37％はコンピューターやソフトウエア、ゲームなどの会社でした。このような会社の間では、働く人を早く決めたいと考えて競争が激しくなっていることがわかります。
