新しいコロナウイルスがうつって家で休んでいる人が、口や鼻から酸素を吸う機械を使うことが増えています。酸素は物を燃えやすくします。このため、この機械を使っているときは火事になりやすくて、今までの20年ぐらいに85人が亡くなっています。
火事の原因の多くは、機械の近くでたばこを吸ったり、ライターの火をつけたりしたことです。近くにストーブがある場合も危険です。国などは、機械から2m以内では火を使わないように言っています。
東京消防庁は「酸素を吸っているときは、小さな火でも顔の近くで大きく燃える危険があります。周りの人も近くで火を使わないでください」と話しています。