広島県は、新しいコロナウイルスが広がっている広島市で、80万人ぐらいにPCR検査を行うことにしました。大勢の人に検査を行うのは珍しいことです。
検査を受ける人は、ウイルスがうつった人が多い中区、東区、南区、西区に住んでいる人と、この4つの区の中で働く人です。体の具合が悪くない人も受けます。検査を受ける人がお金を払う必要はありません。
広島市は今、ウイルスがうつった人の数などが、いちばんひどいレベルの「ステージ4」になっています。このため、政府は、緊急事態宣言を出している東京都や大阪府などと同じように、広島市でも午後8時までに閉めた店などにお金を出そうと考えています。
広島県はできるだけ早くPCR検査を行いたいと考えています。湯崎知事は「検査を受けるかどうかは自分で決めることができます。ぜひ受けてください」と言いました。