新型コロナウイルスがうつった人が今年1月から増え続けていました。16日、厚生労働省の会議に出た専門家の脇田隆字さんは「うつった人がいちばん多いときは2月上旬で、もう過ぎたと考えています」と言いました。
そして「ウイルスがうつる人は、若い人の場合、急に増えて急に 減ります。お年寄りはゆっくり増えてゆっくり減ります。このため、全体では少しゆっくり減っていくと思います」と言いました。
脇田さんは「3回目のワクチンの注射を早くすることが大事です。これから卒業や桜の花見の季節になります。人に会うことが多くなると、ウイルスがまた広がる危険があるため、気をつけなければなりません」と話しました。