7月23日から26日までの休みの間、たくさんの都道府県で、新しいコロナウイルスがうつった人が今までで最も多くなりました。日本感染症学会の舘田一博理事長は「友達と食事をしたりお酒を飲んだりしたときにもうつっています。ウイルスがうつる危険がみんなにあります。とても危ないです」と言っています。
ウイルスがうつって病気になった人の数は、急に増えた3月から4月と比べると、今は増えるスピードが遅くなっています。舘田理事長は「もしウイルスで病気になる人が急に増えたら、国がまた『緊急事態宣言』を出すことも必要になります」と言っています。
政府の西村大臣も「病気になるとひどくなる危険がある60歳以上の人に、ウイルスがうつることも増えています。病院などで十分に治療できるように準備しています」と言っています。