滋賀県のびわ湖の周りを走る「びわ湖毎日マラソン」が28日にありました。25歳の鈴木健吾選手が、2時間4分56秒の新しい日本記録を出して1番になりました。マラソンで2時間5分より速く走った日本の選手は、鈴木選手が初めてです。
選手たちは最初から、新しい日本記録が出るくらいの速さで走りました。36kmを過ぎてから鈴木選手が1番前になって、そのまま最後まで走りました。
「びわ湖毎日マラソン」は日本で最も歴史が長い大会ですが、来年から「大阪マラソン」と一緒に行うため、滋賀県で行うのは最後でした。
鈴木選手は「最後の大会で日本記録を出すことができて、びっくりしています」と話しました。
新しい日本記録を出した選手は1億円をもらっていましたが、去年この制度は終わりました。