北京オリンピックで11日、スノーボードの男子ハーフパイプの試合がありました。ハーフパイプは、パイプを半分にしたような形のコースを滑ります。高くジャンプしながら縦や横にまわったりして、いろいろな技を見せます。
平野歩夢選手は、4回まわる難しい技が3つ成功して、金メダルを取りました。スノーボードで日本の選手が金メダルを取ったのは初めてです。平野選手は23歳で、4年前と8年前のオリンピックで銀メダルを取っています。去年の夏はスケートボードで東京オリンピックに出ました。
平野選手は「今まで挑戦してきた時間が長かったので、特別な気持ちです。ずっと夢だったオリンピックで金メダルを取ることができていい気持ちです」と喜んでいました。