新しいコロナウイルスがうつった人がどのぐらいワクチンを注射していたか、厚生労働省が調べました。
8月10日から12日までにコロナウイルスがうつった人は、5万7000人ぐらいいました。その中の82%は1回もワクチンを注射していませんでした。
人口10万人で計算した場合、ワクチンを注射していない人でウイルスがうつった人は67.6人でした。ワクチンを1回注射した人は22.7人、2回注射した人は4.0人でした。ワクチンを2回注射した人でウイルスがうつった人はとても少なくて、1回も注射していない人の6%ぐらいでした。
ワクチンの専門家は「このデータからワクチンの効果があることがわかります。できるだけ早く2回注射する必要があります」と話しています。