国は、車いすを使っている人がもっと新幹線を利用しやすいようにしたいと考えています。３日、「車いすを使っている人のためのスペースを、１つの新幹線に１か所はつくるようにＪＲに言います」と発表しました。
スペースでは、車いすを使っている人が２人以上並んで座ることができるようにします。大きな車いすでも利用できる広さにして、窓から景色を楽しむことができるようにもしてほしいとＪＲに言うことにしています。ＪＲはスペースの場所や広さなどを夏までに決めます。
車いすを使っている人たちは「新幹線の中で車いすがほかの人の邪魔になっていないかどうか心配しなくてもよくなります」とか「友達と旅行するとき、隣に座ることができるようになるので、本当にうれしいです」と話しています。
