去年12月、新しいコロナウイルスがうつった40歳ぐらいの女性に、NHKが話を聞きました。女性は会社にウイルスがうつったと伝えると、会社の人から「ほかの人たちもうつされたかもしれないと心配になった」と言われました。
女性はしばらく休んで具合がよくなってから会社に連絡すると、「みんなに謝ってから仕事を始めてください」と言われました。女性は、うつらないように気をつけて生活していたのに、「うつった人が悪い」と考えている人が多いことを知って、悲しくなったと話しています。
心の専門家は「ウイルスがうつった人に、うつったことは悪いことではないと伝えることが大切です。そして、体だけではなくて、心の具合も悪くなっていないか、気をつける必要があります」と話しています。