製品の安全などを調べているNITEによると、ストーブやヒーターで火事などになった事故が、今年3月までの5年に652ありました。77人亡くなりました。事故は毎年11月ごろから増えて、1月にいちばん多くなります。
NITEは、ストーブがほこりなどで汚れていると、事故になりやすいと言っています。NITEの実験では、ストーブに火をつけても、空気が入る所にほこりがあると、燃えにくくなります。そのまま使い続けると、一酸化炭素というガスが出て、人が亡くなることもあります。このため、ストーブを掃除してから使うように言っています。
ストーブの中に残っている古い灯油も、燃えにくくなって一酸化炭素が出る危険があります。古い灯油はガソリンスタンドなどで捨てることができるか聞いてください。