死にたいと考えている人の悩みを電話で聞くために、1971年に「いのちの電話」が始まりました。しかし、相談を聞く人が年をとってきていること、少なくなっていることが問題になっています。
今、50の事務所で、6000人ぐらいのボランティアが1年に60万ぐらいの相談を聞いています。
しかし、新しいコロナウイルスの問題もあって、13の事務所がしばらく休まなければなりませんでした。今は全部の事務所が開いていますが、ウイルスを心配する人がいて人が足りなくなっているため、相談を聞くことができないときもあります。必要なお金が足りない事務所もあります。
専門家は「『いのちの電話』は、家族にも相談できない人が最後に助けてほしいと言うことができる大切なところです。役所がお金を出すことや専門家の協力が必要です」と話しています。