国は、来年卒業したあと働こうと考えている大学生の中で、就職する会社が決まっている人がどのくらいいるか調べました。
62の大学の4770人を調べると、就職する会社が決まっている大学生の割合は、10月1日には69.8%でした。去年より7ポイント減りました。今までの25年ぐらいの間で2番目に大きな減り方です。
去年まで4年続けて、10月には70%以上の学生の就職が決まっていました。今年70%以上の所は「関東」と「近畿」だけです。「中国地方と四国」はいちばん低くて、60%ぐらいになっています。
国は「新しいコロナウイルスの問題で、卒業する学生を会社に入れることをやめたり、少なくしたりする会社が増えました。学生が就職できるように応援したいと思います」と話しています。