奈良市にある奈良公園では、今月初めから紅葉が始まりました。公園には800本ぐらいのカエデの木があります。だんだん寒くなって、赤くなった葉は今いちばんきれいです。
公園には、たくさんの人が朝早くから来ています。カエデの葉は、朝の日が当たって光っているように見えます。見に来た人は、カエデの写真を撮ったり、寒くて息が白くなっている鹿を見たりして楽しんでいました。
東京から来た人は「新型コロナウイルスの問題で旅行に行かないようにしていました。こんなにいい景色を見ると、いつでも旅行ができるようになってほしいと思います」と話していました。
奈良公園の紅葉は、12月上旬まで楽しむことができそうです。