日本では働く人が足りなくて問題になっています。このため政府は去年、外国人が日本で働くための「特定技能」という資格をつくりました。この資格ができてから4月1日で1年になります。
政府はこの資格で働く外国人を、1年で4万7000人にしようと考えていました。しかし、今年2月の終わりにこの資格で働いていた外国人は2994人だけでした。
政府は、ベトナムと中国で、この資格を取った人を日本に送るための準備がしっかりできていないため、あまり増えていないと言っています。このため政府は、ベトナムや中国と話し合いなどをして多くの人が日本に来ることができるように協力してもらうと言っています。