総務省は毎月、日本で売っている物やサービスの値段を調べて、物価がどのくらい上がったり下がったりしているか発表しています。
今年8月の物価は、去年8月と比べて2.8%上がりました。こんなに上がったことは、30年前からありませんでした。特に上がったのは電気代とガス代で、20%ぐらい上がりました。料理に使う油は39%、食パンは15%上がりました。調査会社によると、食べ物や飲み物の会社は10月もたくさんの品物の値段を上げる予定です。
専門家は「30年前は、物の値段が上がっても、給料はもっと上がっていました。しかし、今は給料があまり上がっていません。生活が大変になっているので、会社などが給料を上げることが大切です」と言っています。