政府は9日、新型コロナウイルスについて専門家に意見を聞く会議を開きました。
西村大臣は、緊急事態宣言が出ている21の都道府県について「宮城県と岡山県以外の所では、入院が必要な人が今も多くて病院のベッドが足りません。このため、19の都道府県では9月30日まで緊急事態宣言を続けたいと考えています」と言いました。
12の県で行っているまん延防止等重点措置については「富山県など6つの県は9月12日で終わりにします。福島県など6つの県と宮城県、岡山県は30日まで行いたいと考えています」と言いました。
専門家の会議はこの考えを認めました。
西村大臣は「病院でしっかり治療ができるようにして、ウイルスがうつる人をこのまま少なくすることが大切です。これからも国のみなさんに協力してほしいです」と言いました。