2016年4月、熊本県で震度7の地震が2回あって、276人が亡くなりました。
最初の地震から5年になった14日、熊本県は亡くなった人のために祈る式を行いました。新しいコロナウイルスの問題があるため、式に出席する人を少なくしました。
式には、亡くなった人の家族など34人が出席しました。みんなで静かに祈ったあと、蒲島知事が「安心して生活することができる熊本にします」と話しました。亡くなった人の家族は「ふるさとの熊本に元気が戻るように、がんばっていきたいです」と話しました。
熊本県では今も、自分の家に住むことができない人が400人以上います。
熊本市にある熊本城は、地震で多くの建物や塀が壊れました。いちばん大きい建物の天守閣は、工事が終わって、今月26日から見ることができます。